今日もギャンカス

「1パチなら負けない」は幻想だった 〜塵も積もれば、借金になる話〜

 

■ 「4円は怖いから1円で…」という言い訳

ギャンブルを少しでも正当化したくて、

「4円は危険だけど、1パチならリスクが少ない」と思い込んでた。

財布に1,000円しかなくても、

「まあ1パチなら遊べるでしょ」って気軽に座れる。

だけど、俺は気づいた。

1パチだって、何度も通えば余裕で地獄コース。

■ 気づけば、週5で1パチ通い

最初は「暇つぶし」とか「ストレス解消」とか、

もっともらしい理由をつけて、

1パチ専門のホールに通い出した。

最初は良かった。

1,000円でけっこう回るし、1回当たればそこそこ遊べる。

でもね、人間って慣れるんだよ。

「1,000円で遊べた」が、

いつの間にか「当たらないとつまらん」に変わっていく。

そして気づけば、1回で3,000円、4,000円使ってる。

■ 「1パチなら低リスク」じゃない、むしろ罠

 

1パチって、確かに投資単位は小さい。

でも、「少しだから大丈夫」と自分を甘やかして、

何度も何度もホールに通うようになる。

・仕事終わりにふらっと立ち寄る

・休みの日の午前中にちょっと打つ

・コンビニよりも入りやすくなる

その積み重ねが、

結果的に月に数万円の出費になる。

4パチなら、「今日は無理」と踏みとどまれたのに、

1パチは「まあ千円くらいなら…」ってなって、ズルズルいく。

■ 勝っても全然嬉しくない問題

1パチで3,000円勝っても、全然嬉しくない。

だって、その3,000円を得るまでに

5時間以上ホールにいたりする。

時給換算すると、ひどい。

むしろ、コンビニバイトのほうがよっぽど稼げる。

でも、「勝った」という実績が欲しくて、

通ってしまう。

もうね、それってギャンブル依存の入り口だと思う。

■ 「軽傷だから治療しない」は重症のもと

1パチで毎回2,000円使って、何も得ずに帰る日々。

でも、使ってる金額が少ないから、

「まぁ趣味の範囲」とスルーしちゃう。

それが一番まずかった。

小さな傷を放置して、最終的に借金に繋がる。

1パチのせいで大金失ったことはない。

けど、1パチを「逃げ道」にしたことで、

ギャンブルそのものから抜け出すきっかけを失ってた。

■ 「低貸しで遊べる」は罠の言い換え

最近では0.5パチとか、5スロとか、

さらにレートの低い台が並んでるけど、

あれは「優しさ」じゃなくて「罠」だと思う。

だって、レートが低いほど、

“気軽さ”で人を引き寄せられるから。

そして、ホールに行く習慣を強化する。

その結果、気づけばギャンブル中心の生活になる。

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■ 1パチ地獄から抜け出すには?

俺はある日、手元の家計簿アプリを見て愕然とした。

「え、今月1パチで2万近く使ってるやん…」って。

しかも、勝った日は2回だけ。

トータルでマイナス18,000円。

それから、1パチにも距離を置くようにした。

「低レートなら安全」という幻想を捨てて、

自分の財布と向き合った。

■ まとめ:安い依存は、やがて高くつく

「1パチだから大丈夫」って言い訳、

俺もずっと使ってきた。

でも、本当は違う。

“少額”を盾にして、自分を誤魔化してただけ。

気軽に入れるぶん、

抜け出すのはむしろ難しい。

だって、罪悪感が少ないから。

結局、1パチでもギャンブルはギャンブル。

依存は金額の大小じゃない。

1円で人生壊すことも、余裕である。

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