「ちょっとトイレだけ…」
そう呟いて、俺は今日もパチ屋に吸い込まれていった。
用を足したあと、まっすぐ出ればいいのに、
なぜか気づいたらATMを挟んでスロットの島に座ってる。
――なんでだよ。
今回はそんな、“トイレ口実型ギャンブル再犯”について書いてみる。
目次
【1】トイレは入口、出口じゃない。
俺だけじゃないと思いたい。
「トイレだけ」って言い訳しながら、結局打っちゃう奴。
・会社帰りの駅前パチンコ店
・雨宿りついでのホール
・スマホの充電で寄っただけのはずが…
気づいたら千円札が数枚、レバーを叩くたびに消えていく。
もはやトイレは入口。
そしてギャンブル地獄のトリガーにすぎない。
【2】「ちょっとだけ打つ」は「全部使う」の前置詞
「5千円だけ打つわ」
「出たらすぐ帰るし」
「今日は勝ってるから、もう1回だけ…」
これ全部、「使い切る」前の前置きワード。
気づいてるんだよ、もう。
自分が嘘ついてること。
でも信じたいんだよ、「自分は違う」って。
パチ屋に入った時点で、もう負けてるのに。
【3】トイレ目的が本音になる瞬間はない
マジでトイレしか使ってないパチ屋って、人生で何店舗だ?
俺の場合、たぶんゼロ。
絶対どっかで台の様子を見るし、座ってる人の挙動をチェックしてる。
「この台、当たり近そう」とか、謎の勘が働き始める。
そして気づく。
「財布に3,000円あるな」
「明日、昼飯代どうにかなるか」
→ 着席。
これ、もう病気だよなって思う。
でもパチ屋って、どこか居心地いいんだよ。
音も照明も空調も、**“全部が誘惑”**みたいな空間。
【4】トイレ言い訳を卒業するには?
正直、まだ俺も「完全卒業」はできてない。
でも最近は、こんな感じで少しはマシになった。
- パチ屋に近寄らないルートを選ぶ
- 「コンビニのトイレ」のありがたさを再確認する
- 使った金額はアプリに記録(現実と向き合う)
- トイレ行きたくなったら「パチ屋以外にする」ルール
小さなことだけど、自分ルールを決めるのって大事。
特に借金持ちは、「習慣」を変えないといつまでも同じループ。
【まとめ】トイレだけ、なんて言わせない。
「トイレだけ借りよう」
その一言が、何枚の万札を吸い込んだことか。
トイレに行きたくなったら、近くのコンビニ探そう。
それか、スマホで副業用のアプリ開こう。
絶対、そっちの方が健全で未来がある。
俺もまだまだ途中だけど、
“ギャンブルに使わなかった1日”を、ちょっと誇れるようになってきた。
次回は、**「スロット打ってる時のほうが集中力ある説」**について。
俺なりに真剣に語ってみる予定です(笑)

