
月末。財布の中には、残り1,200円。
冷蔵庫には水と調味料だけ。
「あと3日、どうすんのこれ?」って考えながら、ATMの残高照会を何度も見る日々。
入ってくるのは月収18万円。
出ていくのは、借金、家賃、生活費、そして……なぜかパチンコ代。
言い訳は聞こえない。
でも、心の中ではずっと叫んでる。
「どう考えても、詰んでるだろ。」
目次
【1】月収18万でも、生きてるだけで赤字になる現実
世間的には“生活できないわけじゃない”ラインかもしれない、月収18万。
だけど、借金がある人間にとって、それは“幻想”。
まず手取り。社会保険料やら住民税やら引かれて、実質手取りは約15万円前後。
この時点で、数字だけで言えば“アウト”。
そこから必ず出ていく固定費は──
- 家賃:6万円
- 光熱費・通信費:3万円
- 借金返済(リボ・カード・消費者金融):5万円
合計:14万円
残り1万円で1ヶ月、生き延びろってこと?無理でしょ。
もちろん、食費も交通費もかかるし、突然の出費(歯医者、冠婚葬祭、スマホ壊れた)なんて起きた日には、即赤字。
この生活、ほんとに詰め将棋みたいなもんで、ミスったら即詰み。
【2】「節約しろよ」って言うやつ、代わりに生きてくれ
よく言われる。
「節約すれば、返済できるよ!」
「コンビニやめて自炊しなよ」
「遊ばなきゃ、なんとかなるって!」
うん、正論だよ。
でも、それができたら、ここまで堕ちてない。
たとえば、自炊の話。
米炊くために、まず炊飯器が必要。食材も買わなきゃいけない。
米も意味わかんないくらい高いし。
でも、目の前のスーパーで400円の冷凍弁当が売ってたら、そっちに手を出してしまう。
「今日だけ」は、悪魔の言葉。
節約よりも“今日をやり過ごすこと”が優先されるのが、貧乏と借金生活のリアル。
心も体も余裕がないと、正しい判断ってできないんだ。
【3】ギャンブルを辞めれば…わかってる。でも…

何度も自分に言い聞かせた。
「ギャンブルやめれば、なんとかなる」って。
でも、借金が膨らんで、生活も苦しくて、
そのストレスのはけ口がギャンブルになってるんだよ。
勝てば数万円になる“かもしれない”。
いまの状況じゃどっちみち暮らせない。
ギャンブルに賭けるしかない。
その“かもしれない”に、最後の1,000円をかける。
バカなのはわかってる。でもやめられない。
負けたときの後悔と、自分への嫌悪感がまた借金を増やす原因になる。
悪循環。地獄の連鎖。
【4】副業?もちろんやってる。でも、焼け石に水。
副業もやってないわけじゃない。
・メルカリで不用品売る
・ポイ活やってみる
・ブログも始めた
・ChatGPTで文章書く副業も少しやってる
でも、それがまとまった収益になるには、時間がかかる。
5,000円稼ぐのに3日かかって、それがパチ屋で1時間で消えると、心がポキッと折れる。
「なんのために副業してんの?」って。
ただ、希望がゼロなわけじゃない。
このブログも、もしかしたら誰かの目に止まって、
「こんな奴でも副業で返済してんのか」と思ってもらえたら、ちょっと報われる。

【まとめ】月収18万で借金返済するのは、もはや生きる実験

月収18万で生きていく。
しかも借金あり、ギャンブル癖あり。
この条件で人生逆転するって、もはやマンガの世界。
でも、俺はそれを“実験”としてやってる。
「どこまでいけるか?」って。
節約も、副業も、ギャンブルをやめる努力も。
すべてはこの地獄から抜け出すための、長い戦い。
他人には笑われてもいい。
バカにされてもいい。
でも、このブログを読んだ誰かが「俺もヤバいけど、こいつよりマシかも」って笑えたら、それでいい。
来月の給料日も、同じセリフを言うかもしれない。
「18万で、どう返せってんだよ。」
でも、それでも生きてる限りは、なんとかしてやる。
