
目次
「やばい、マジで金がない」から始まる日常
給料日まであと10日。
銀行残高はゼロ、財布にも小銭が数枚しかない。
冷蔵庫には卵1個と水道水。
こんな生活、誰にも見せられない。
でもこれ、俺にとっては日常だった。
ギャンブルで借金をこさえて、月初に支払いが集中し、
家賃、電気代、スマホ代を払ったら何も残らない。
この繰り返しを何年もやってきた。
「とりあえず今日どうやって生き延びるか」
これが毎日のテーマ。
贅沢なんて贅沢。
まずは今日の晩飯をどう確保するか、それだけだった。
金策ルーティン:生活費を工面するための俺なりの方法
本当に金がないとき、やることはだいたい決まってた。
これを俺は「金策ルーティン」って呼んでた。
メルカリで売れそうなものを探す
まず家中を物色。昔のゲームソフト、使ってない充電器、読まない本。
何でも出品。
送料を考えて赤字にならないように設定しつつ、即売れ価格で勝負。

ポイントをかき集める
楽天ポイント、Tポイント、LINEポイント。
数十円単位の残高でも、全部アプリで確認。
ポイントでカップラーメンが買える日はラッキーデーだった。
冷凍庫と米と小麦粉の確認
主食になりそうな食材がどれだけあるか。
米が残ってたら勝ち、小麦粉があれば「なんちゃってお好み焼き」が作れる。
卵が1個あれば、奇跡。
知人にLINEで軽く「最近どう?」
ここはプライドとの戦いだった。
「メシ行かない?」と言えればまだ余裕。
でも本当にやばいときは「飯奢ってくれ」とは言えず、
ただ近況を聞くふりをして、相手の“奢りサイン”を待ってた。
市販の“最強コスパ飯”に頼る
もやし、納豆、豆腐、冷凍うどん。
この4大金欠食材があれば、生き延びられる。
もやし炒め+ご飯で1日を乗り切るのはザラ。
金がないからこそ見えてきた「本当のヤバさ」
ある日、どうしても金が作れなくて、
水だけで1日過ごしたことがある。
頭がフラついて、体に力が入らなくなる。
思考がまわらなくなる。
でも、それ以上にキツかったのは「心」。
「おれ、何してんだろ……」
「もう無理かもしれないな」
そんな弱気な声が、頭の中でリピートされた。
金がないと、選択肢がなくなる。
食べ物も、行動も、感情すらも制限される。
「今、誰かに頼れたらな」
「実家があればな」
「なんであの時、パチンコなんて……」
そう思っても、過去は変わらない。
目の前の現実をどう乗り越えるかしかなかった。
だから、小さな金策でも、
「今日生き延びる」という結果を生み出すことが重要だった。

金欠から少しずつ抜け出すきっかけ
金策生活が長く続くと、ふと気づく瞬間があった。
「これ、毎月繰り返してるだけじゃね?」
借金も減らないし、生活も改善しない。
俺はようやく「副業」という選択肢に目を向けた。
最初にやったのは、メルカリの本格運用だった。
家中を整理して、いらないものを片っ端から売った。
次に始めたのが、ライティングの案件。
時給は低かったけど、「自分で稼いだ金」が何より嬉しかった。
ほんの数百円でも、
「ギャンブルで溶かした金」とは価値が違った。
借金返済にはほど遠かったけど、
この頃から「お金に対する考え方」が少しずつ変わっていった。

まとめ:金がなくても、生き延びることが第一

金欠で何もできない、食うものもない、
そんな状態でも、俺は生き延びた。
金策は恥ずかしいことじゃない。
生きるために必死になっていい。
むしろ、そこで必死になれたからこそ、
後から「這い上がるエネルギー」になった。
今でも、たまに思い出す。
もやしを炒めながら、「これが俺のすべてか…」と思ってた日々。
でも、あの日々があったから、
今の「ちゃんと生活してる自分」がいる。
だからこれだけは伝えたい。
金がなくても、生き延びよう。
それが、逆転への第一歩になるから。

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