
「支払いなんて、なんとかなるっしょ。」
ギャンブルにハマっていた当時の俺は、そんな甘い考えで生きていた。
支払うべきものを後回しにして、今日もパチ屋へ。
借金が膨らんでいく感覚すら、どこか他人事だった。
けれど当然、そんな生活が長く続くわけがない。
クレジットカードの支払い遅延、スマホの停止予告、家賃滞納の督促――
現実はどんどん俺を追い詰めていった。
今回は、支払い遅延&督促ラッシュで地獄を見たエピソードを、リアルに語っていく。
同じ道を歩まないためにも、ぜひ最後まで読んでほしい。
目次
ギャンブルで借金→支払い不能へ一直線

今振り返ると、
ギャンブルにハマった時点で詰んでた。
毎月の給料をパチンコやスロットに注ぎ込み、
支払い日になって初めて「あ、今月ヤバい」と気づく。
でもその時には、すでに財布はカラッポだった。
家賃、クレジットカード、スマホ料金……
支払い予定日を片っ端からスルー。
「来月頑張ればいいだろ」
そんな軽いノリで、支払い遅延を重ねていった。
当然、そんな甘い考えが通用するわけもない。
督促の嵐が、すぐにやってきた。
- 「〇〇カード会社です。至急ご連絡ください」
- 「スマホ料金のお支払いが確認できておりません」
- 「家賃の滞納が続くと、契約解除となります」
スマホに届くメッセージ。
ポストに溜まっていく赤い封筒。
心臓がバクバクして、家に帰るのが怖かった。
でも、それでも、ギャンブルをやめられなかった。
それが依存症ってやつだった。
督促の電話を無視して、さらに地獄へ

最初の頃は、督促の電話に出てた。
「今月ちょっと厳しくて……」
「あと1週間待ってください……」
そんな言い訳を並べた。
でも当然、相手もプロ。
甘い言葉に流されてくれるわけがない。
「お支払いのご予定はいつでしょうか?」
「本日中にお振込みいただけない場合、法的手続きを検討いたします」
その圧に耐えられなくなって、
いつしか俺は電話に出なくなった。
着信拒否もした。
番号検索して、知らない番号は絶対に出ないようにした。
けど、現実は逃げても変わらない。
借金は膨らむだけ。
利息がついて、さらに支払えなくなっていく。
「もしかして俺、終わったかもな」
そんな不安だけが、日に日に大きくなっていった。
家賃も払えず、電気も止まりかけたあの日
支払い遅延が積み重なったある日。
とうとう、管理会社からガチの通知が来た。
『このまま家賃滞納が続く場合、強制退去の手続きを取ります』
ポストに入った封筒を開けた瞬間、
頭が真っ白になった。
このままじゃ、ホームレスだ。
さすがにヤバいと思った俺は、
夜中に必死で金策を始めた。
- メルカリで売れるものを全部出品
- 友達に頭を下げて5,000円借りる
- ポイントサイトで小銭をかき集める
なんとかギリギリ、家賃を払った。
電気も止まる寸前で支払った。
でも、これが一時しのぎなのは、自分でもわかってた。
「根本的に、俺の生活ヤバすぎる」
ようやく、そんな冷静な視点を持てるようになった。

支払い遅延を繰り返すと、信用が死ぬ

この頃の俺は、完全に「信用死んでる人」だった。
- クレジットカード停止
- 携帯会社ブラックリスト
- 消費者金融からも借りられない
支払い遅延を繰り返した結果、
社会的な信用スコアはゼロになった。
「どうしてこんなことになったんだろう」
後悔は山ほどあったけど、もう遅い。
信用は一度壊れると、回復するのに何年もかかる。
本当に怖かった。
「もう俺、普通の人生には戻れないかも」って思った。
でも、それでも、諦めたくなかった。
ギリギリでも、這いつくばってでも、やり直したかった。
その後、副業を始めたり、ギャンブルを断ったり、
少しずつ、少しずつ、信用を取り戻していく努力を始めた。
まとめ:逃げても地獄、向き合っても地獄。でも生きろ
支払い遅延。督促。強制退去。
どれも本当に怖かった。
でも、今だから言える。
「逃げたって、何も良くならない」って。
現実から目をそらしても、
借金は減らないし、支払いは消えない。
むしろ、逃げるほど地獄は深くなる。
だから、俺は思う。
- 督促が来たら、まず謝ろう。
- 少額でも支払う努力をしよう。
- 生活を見直して、副収入を作ろう。
簡単なことじゃない。
何度も絶望する。
でも、生き延びるしかない。
それが、逆転への第一歩だ。

債務整理に興味があれば⇩⇩