逆転への軌跡

元ギャンカスが投資を始めた理由【逆転への軌跡・第8話】

「投資?いやいや、金ないのに何言ってんの?」

かつての俺なら、そう思ってた。

借金まみれで、財布に千円あるかどうかの人間が「投資」なんて、まるで別世界の話だと思ってた。

でも今の俺は言いたい。

“ギャンブル脳”のやつほど、投資やってみた方がいい。

というか、投資の考え方が身につくと、マジで生き方が変わる。

ギャンブル脳からの脱却=投資思考だった

 

パチンコって、「目先の快楽」に取り憑かれるゲームだ。

勝てる気がして打つ。負けると悔しくて追う。気づいたら財布カラ。

投資は真逆。

目先の快楽は求めない。

むしろ「今使わないで、未来のために置いておく」っていう考え方。

最初にこの考え方を聞いたとき、「うわ、俺これ苦手なやつだ…」ってなった。

でも、だからこそやってみたくなったんだ。

初めての投資は、積立NISAだった

「投資って、なんかこわい」

それが第一印象だったから、まずは“ローリスク”って言われてる積立NISAから始めた。

月1万円。

正直、「これ、1万円溶けるんじゃね?」って不安もあった。

でも調べてみたら、めっちゃ堅実な仕組みだった。

・長期運用が前提

・リスクはあるけど分散されてる

・少額から始められる

「え?パチンコに1万入れるより、よっぽど堅実じゃん」って気づいた瞬間だった。

投資を始めて変わった3つのこと

1. お金を“寝かせる”感覚がついた

ギャンブル脳だと、お金=すぐ使うものだった。

でも投資を始めてから、お金を「育てるもの」って意識に変わった。

「今は使わない。10年後の自分のために置いておく」

これができるようになったのが、個人的には革命だった。

2. 無駄遣いがめちゃくちゃ減った

今までは、1万円あったら「何に使おうかな?」ってすぐ考えてた。

でも今は「この1万、投資に回せば10年後どうなってるかな?」って思うようになった。

結果、無駄なコンビニ買い・衝動買いが激減。

自己投資とか、必要な支出には使うけど、それ以外にはマジで財布が固くなった。

3. 心が落ち着いた

これは意外だったけど、投資してると「未来への安心感」が少しずつ芽生える。

「何があっても、ゼロにはならない」っていう心の支えになってくれる。

「勝つか負けるか」じゃなく「育てる」

 

パチンコも競馬も、基本は「勝つか負けるか」しかない。

瞬間的な判断・運・ヒキ…それに人生を委ねてた。

でも投資は違った。

  • コツコツ積み上げていくものだった。
  • 長期で見る。
  • 分散して考える。
  • 経済や社会の流れにアンテナを張るようになる。

そうなると、思考が自然と「育てる方向」にシフトしていった。

それがギャンブルから抜け出す、大きなきっかけにもなったと思う。

投資で一発逆転は狙わない

ここはめちゃくちゃ大事。

投資とギャンブルを混同すると、人生ぶっ壊れる。

FXに全財産ぶち込んだり、仮想通貨で大損したりって話、よくあるよね。

だから俺は「投資で一発逆転」は絶対に狙わない。

狙わない代わりに、「今よりちょっとマシな未来」を作るためにやってる。

投資は“地味で退屈”。でも、それがちょうどいい。

“熱くならない”っていうのが、今の俺には最高だった。

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まとめ|ギャンブル依存の俺が投資に救われた話

 

俺にとって投資は、「お金を増やす手段」というよりも

「思考を変えるきっかけ」だった。

  • 目先じゃなく未来を見られるようになった
  • お金を“使う”じゃなく“守る”ようになった
  • 自分の時間と資産を大切にできるようになった

ギャンブル脳のままじゃ、一生この感覚は持てなかったと思う。

もし、過去の俺と同じように「ギャンブルから抜け出したい」と思ってる人がいたら、

投資の勉強をちょっとでもしてみてほしい。

実際にやらなくても、考え方に触れるだけでも、世界の見え方が変わるから。

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