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スキルも経験もない俺が「ココナラ」を選んだ理由
借金300万円。副業始めようと思ったのは、別に「意識高い系」になりたかったからじゃない。
単純に、このままじゃ終わるって思ったから。月収18万円。家賃と生活費と最低限の返済だけで、すでに瀕死。パチ屋にはなぜか足が向くクセに、口座残高だけは逃げ足が速い。
「在宅で稼げる副業」とか、「スマホでできる小遣い稼ぎ」とか、ひたすら調べてたときに出てきたのがココナラだった。
「スキルシェア」とか書いてあるけど、俺に“スキル”なんてない。けど、説明をよく見ると、文章書いたり、ちょっとしたアイデア出したり、意外とハードルが低そうなサービスも出てる。
「これ……ワンチャンあるか?」
そう思って、速攻で登録した。
出品サービスは「文章代行」。ぶっちゃけChatGPTで補完する予定だった
俺が出品したのはこれ。
『ブログ記事や日記の文章、代わりに書きます!』
内容はめちゃくちゃシンプル。自分の経験とか、感情を元にした文章を書くのは嫌いじゃないし、なにより今はChatGPTっていう最強の相棒がいる。
もちろん、「AI使います」って正直に書いた。サンプル文も、ちょっと自分で書いて、ちょっとAIに直してもらったやつ。
価格はワンコイン=500円。「最初はとにかく売れる経験をしてみたい」って気持ちが強かったから、完全に価格勝負で出した。
出品した瞬間は、「まあ、売れんやろな」と思ってた。
というか、そもそも「誰も見てない」って思ってた。
まさかの通知。「初依頼が入りました」って心臓止まるかと思った

3日後。スマホが鳴った。
「〇〇さんからご依頼がありました」の通知。
……嘘だろ?
パチンコで一撃2万勝ったときより、心臓バクバクしてた。しかもメッセージには、
「ブログを始めたばかりで、文章の雰囲気を掴みたいのでお願いしたいです」
いやもう、尊い。
AIがいるとはいえ、まさか“誰かのために文章を書く日”が来るとは。
この時点でテンションMAX。返信も超丁寧に、でも「初心者なので、精一杯やります」って正直に書いた。

ド素人でも、誠意と工夫でなんとかなる

納品までの流れは思ったよりスムーズだった。
ヒアリングして、内容をもとにラフを作って、それをAIに整えてもらって、仕上げて提出。
クオリティ的には、プロのライターには絶対勝てない。でも、誠実に対応した。
納品後、すぐに「ありがとうございました!すごく読みやすかったです」って返信がきて、泣きそうになった。
このとき、俺の頭の中で流れてたのは、パチ屋のBGMじゃない。
「ちゃんと稼げた」「誰かの役に立てた」っていう、初めての実感だった。
報酬は、手数料引かれて約400円。
でもね、この400円は、俺の人生の中で一番価値のあるお金だった。
売れた理由は“うまさ”よりも“わかりやすさ”と“等身大”
後から冷静に振り返って、なんで売れたんだろう?って考えた。
- 価格が安かった → とりあえず試してもらいやすい
- 「初心者です」って正直に書いた → ハードルを下げてくれた
- 「AI活用します」って書いた → 興味を持ってくれる人がいた
- サービスの説明がわかりやすかった → シンプル is ベスト
つまり、“完璧なスキル”じゃなくても、“誠実な説明と見せ方”だけでも買ってくれる人はいるってこと。
「自分なんかには無理」と思ってる人にこそ、試してほしい。

まとめ:副業で初めて稼いだ瞬間、それだけで人生がちょっと変わる
ココナラで得たのは、400円だけじゃない。
- 自分にもできるかも、っていう自信
- 「ギャンブル以外で稼ぐ」っていう小さな達成感
- 他人からありがとうって言われる喜び
借金まみれでも、知識ゼロでも、スキルがなくても。
小さな一歩が、ちゃんと収益につながった。この事実は、俺にとって人生の希望になった。
たった1件でも、やってみたことで道が見えた。
だから、もし今「何もできない」と思ってるなら、それでもいい。
でも、“出してみる”くらいは、誰にでもできる。未来は、案外そこから動き出すもんだ。
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