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■リボ払い、あのとき「神」だと思ってた
「お支払いはリボ払いでよろしいですか?」
レジでそう聞かれたときの俺は、間違いなくニヤついてた。
なんせ手持ちゼロなのに、1万円のイヤホンを買おうとしてたんだから。
「え?え?こんな魔法みたいな支払い方法ある?」
リボ払いって、ぶっちゃけ最初は「マジでありがたい存在」だった。
月々の支払いが5,000円固定?いや神?え?しかも限度額内なら何回でも使える?天才か?
とまあ、そんなテンションで使い始めたのが、地獄の入り口だった。
■リボの沼は「自覚なし」でハマる
最初の頃はほんとにラクだったんよ。
だって月5,000円さえ払ってれば、10万円使おうが15万円使おうが関係ないんだもん。
「なんでみんなこれ使わないの?」って思ってた。ガチで。
けどある日、明細見て震えた。
「お支払い残高:312,000円」
「利息:月3,800円」
ちょ、まて。
払ってるの、ほぼ利息じゃね?
本来ならもうちょいで終わるはずだった支払いが、全然終わらない。
しかも地味に、毎月の「返済残高」はむしろ増えてる。
「いやいや…おかしいやろ…」
そう思ったけど、もう遅かった。
“沼”って、抜け出す時に気づくんじゃなくて、沈みきってから気づくんよね。
■地獄コンボ:「リボ払い」×「ギャンブル」
さらに悪いことに、俺はギャンブルもやってた。
「クレカのキャッシング枠」→「リボ払い」→「パチ屋へGO!」
これが俺の黄金ムーブだった。
副業でちょこっと稼いでも、
「これ増やせば早く返済できるじゃん!」って謎のロジックでスロット打つ。
→結果、負ける。
→キャッシング。
→リボ残高増える。
→「次で取り返せば…」の地獄ループ。
これね、ホラーより怖い。
■リボから抜け出した方法(というか現実)

で、どうやってリボ地獄から抜け出したかって?
「気合いで返す」しかなかった。
・副業(ブログ、フリマ、単発バイト)
・節約(米と卵で乗り切る)
・ギャンブル控える(完全禁パチは無理だったけど)
そして、クレカはハサミで切った。マジで物理的に破壊。
目の前にあったら、また手を出すから。
あとは、「債務整理」って選択肢も本気で調べた。
(実際、任意整理してる人も多いし、リボだけで苦しんでるならアリだと思う)

■まとめ:リボ払いはマジで「罠」だった
リボって一見便利だけど、ほんとにヤバい。
「月5,000円なら払えるよね?」の罠に全員ハマる。
最初は助けてくれる存在だったはずなのに、
いつの間にか首を締めてくる。ゆっくりと、確実に。
「俺はうまく使えるから大丈夫」って思ってる人ほど危ない。
自分だけは大丈夫なんてこと、ないから。
今リボ使ってる人いたら、とにかく明細見て、残高見て、計算してみて。
気づいた時には手遅れ。
俺みたいにならないようにね。
