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■親バレ=人生終了だと思ってた日
借金まみれでも、どこかで「ギリギリ大丈夫」って思ってた。
ATMに行けば金は出るし、副業の入金もあるし──
でも、それは錯覚だった。
あの日。
「クレジット会社から電話きてたけど、何かあった?」
母親のその一言で、心臓が止まりかけた。
血の気が引くって、こういうことを言うんだなと思った。
俺の小さな秘密の世界が、ガラガラと音を立てて崩れていった。

■怒られなかったことが、一番堪えた
怒鳴られると思ってた。
「バカじゃないの!?」「どうすんのよこれ!」って。
でも母は、静かにこう言った。
「何があったのか、ちゃんと話してごらん」
その優しさが、逆にしんどかった。
カードリボで増えた金額、
スロットで負けた金、
副業で取り戻そうとして失敗したこと、
支払いに追われてもう限界なこと。
話しながら、情けなくて泣いた。
自分が、ここまでダメ人間になっていたなんて。
■親の目が変わった。「信頼」から「心配」へ
あの日から、家族LINEのテンションが変わった。
それまでの「元気?」「仕事どう?」は、
「大丈夫?」「無理してない?」に。
それが地味にキツい。
「信頼されてる存在」から「心配される存在」に、
格下げされたような感覚。
誰も責めてこない。
でも、それが逆にリアルで、どん底に突き落とされた。
■任意整理って、マジで人生リセットだった
その夜、親に正直に言われた。
「もう、自分でどうにかするのは無理でしょ」
「専門家に相談してごらん」
そして俺は、債務整理を検索し始めた。
「任意整理」って言葉、なんとなく知ってはいたけど、
“終わった人”がやることだと思ってた。
でも、違った。
ちゃんと調べて、弁護士事務所に相談して、
今の状況を全部話した。
・借金総額は300万円ちょい
・クレカ3枚+リボ+キャッシング
・返済遅延あり
・ギャンブル癖も正直に伝えた
弁護士さんに言われた。
「これは、早めに手を打ったほうがいいです」
そして、その場で任意整理の手続きが始まった。
■任意整理って何するの?ざっくり流れ
簡単に説明すると、こんな感じ。
- 弁護士に依頼(無料相談あり)
- 各金融会社に「もう本人に連絡しないで」通知が出る
- 弁護士が間に入って利息カット・分割払い交渉
- 返済スケジュールが決まる
- 毎月の支払いが現実的になる(3〜5年で完済)
要は、借金が「闇の領域」から「現実の管理可能ゾーン」に戻る。
ギャンブル癖は自分でどうにかするしかないけど、
少なくとも、取り返しのつかない未来からは離れられた。

■家族にバレたからこそ、人生が立ち直った
もし、あの日バレてなかったら?
まだATMに走って、スマホで借り入れして、
来月の支払いで胃を痛めてたと思う。
任意整理は、正直に言えば「もうダメだ」って認める行為だ。
でも、それが必要だった。
家族にバレた=人生終了じゃなくて、
家族にバレた=人生リセットのチャンスだったのかもしれない。
■まとめ:恥をかいた分だけ、強くなれる

借金をして、ギャンブルに依存して、
副業も失敗して、親に泣きながら謝った。
自分でもクズだなって思った。
でも、そこまで落ちたからこそ、
今、ちゃんと「戻る努力」ができてる。
任意整理をしたことで、
返済の目処も立ったし、
「人生、まだやり直せる」って思えるようになった。
恥をかいて、情けなくて、消えたくなった。
でも、まだ俺はここにいる。
そして今日も、ブログを書いてる。
同じように悩んでる誰かに、届いてくれたらいいなと思いながら。
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