
「今日、どうする?」
冷蔵庫を開けてみる。空気しかない。
財布を開ける。小銭がチャリン…、合計42円。
はい、詰みました――と、言いたいところだけど。
そんなときでも、俺たちには“救世主”がいる。
そう、うどん一玉19円。これがある限り、生き延びられる。
目次
■ 19円で腹がふくれる衝撃
この世界に“最強の食材”があるとしたら、絶対にこれ。
乾麺でも冷凍でもなく、“ゆでうどん”の19円シリーズ。
スーパーによっては24円とか29円のとこもあるけど、俺が通ってた激安スーパーでは、毎日19円で売ってた。
19円で1玉。
これ、2玉食えばお腹はしっかり満たされる。
しかも、レンチンでOK。洗い物も少ない。
神か?いや神だった。
■ アレンジ無限。飽きずに食える

「でも、さすがに毎日は飽きるでしょ?」
って言う人、甘い。
うどんは“伸びしろ”しかない食材なんだ。
- めんつゆだけで食べる→冷やしうどん
- 卵を落として→月見うどん
- 味噌汁の残りで→味噌煮込み風
- ソースで炒めて→焼きうどん
- マヨネーズと胡椒で→B級カルボナーラ風
- カレーの残りぶっかけ→カレーうどん
工夫すれば、味変はいくらでもできる。
具材なんかなくても、“うどん本体のポテンシャル”がエグいから成立するんだよ。
■ 「貧乏飯」の称号を超えた瞬間
ある日、カップ麺すら買えないときがあって、仕方なくうどん玉だけ買って帰った。
調味料も何もないから、しょうゆとマヨネーズをかけて食った。
するとどうだ――「あれ?うまいぞ、これ」。
B級グルメを極めるって、つまりこういうことなんじゃないかって思った。
“材料費38円”とは思えない満足感。
カップラーメンより腹持ちするし、何より罪悪感が少ない。
世の中には「安くて腹いっぱい」=ジャンクってイメージがあるけど、
うどんは違う。ちゃんと炭水化物。ちゃんと温かい。**“生きる飯”**って感じ。
■ 調味料ストックがカギを握る
ここで重要なのが、日頃からの調味料ストック。
- めんつゆ
- 醤油
- マヨネーズ
- 七味唐辛子
- ごま油
このあたりを常備しておけば、うどんライフは無限に広がる。
特にめんつゆは神アイテム。
これさえあれば、「つゆ無しでも我慢して食う」みたいな悲劇が起きない。
3倍濃縮タイプなら、水で伸ばして何回でも使えるし、コスパは最強クラス。
■ うどん1玉で人生語るな、って?
いや、語らせてくれ。
こちとら、19円のうどんで何度も飢えをしのいできたんだ。
普通の人にとっては“脇役の食材”かもしれないけど、俺にとってはメインディッシュだった。
お金がない日、仕事に疲れた日、自分が情けなくなった日。
そんな日に19円で手に入るあの白くて温かい食べ物に、何度救われたことか。
コンビニ弁当は高すぎるし、外食なんてもってのほか。
うどんは庶民の味方、じゃない。
底辺の命綱だった。
【まとめ】19円で手に入る、生きる力

・ゆでうどんは“コスパ最強の食材”
・レンチンOK、アレンジ自由、腹もふくれる
・工夫次第で「うまい飯」に化ける
・調味料のストックで世界が広がる
・19円のうどんに、何度も救われた
貧乏でも、飯は食える。
うどんがあれば、俺たちは今日も生きていける。
次回は、「袋ラーメンに全部ぶっこむだけの豪華飯」について語るぜ。
カロリーは正義。栄養より、生存が先。

